麺劇場玄瑛@薬院 

創作麺 1,500円 ☆4.0
福岡市中央区薬院2-16-3 平日11:30〜14:00&18:00〜25:00 日祝11:30〜22:00

福岡のラーメン屋には、自分でメルマガを立ち上げてイベント情報とか限定メニューとかを流している店が何軒かある。「一風堂」や「麺やおの」が有名所だが、この「麺劇場玄瑛」もその1軒。自家製麺が自慢で豚骨と醤油を出す店だが、月イチで創作麺も出している。今回は27日まで、2周年記念の「身も心も温まる麺」を出すってんで訪問してみることに。
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具には焼いた日向地鶏、ガーリックオイルと醤油で焼いたニラ、白髪ネギに糸唐辛子、あとはネギやゴマや揚げニンニク。麺は極細縮れの卵麺。
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「実はラーメンよりこっちの方が主役なんですよ」という言葉と共に供された、玄瑛特製醤油につけ込んだアワビで作った炊き込みご飯。流石に炊きたてではないが、しっかり食欲をそそる香りがたつ。
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ランチタイム限定でサービスされる特製サラダ。ラーメン、ご飯の後に出てきた。正直、美味しいには美味しかったのだが、ドレッシングのオイルとラーメンのスープの油がイマイチ合わず。出来ればラーメンが出る前に出して欲しかったところ。
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他店の倍近い加水率という麺は歯ごたえも味も良いのだが、なんといってもプリプリの食感がいい。この店以外では味わった事がない食感。程良い縮れ具合で、スープの絡みもいい。スープはしっかりとした鶏ガラの風味と焦がしたような香ばしい醤油の風味を両軸に、鶏肉とニラを炒めた油などで複雑な風味を形成する。具の鶏肉はしっかり肉汁を含んでいる上に、肉そのものの味もいい。ニラもしっかり味付けされてる上に、食後の口臭が心配になるほどなジューシーさ。鶏肉もニラもスープとの相性もいい。
アワビ炊き込みご飯は、茶碗1杯にアワビ1杯くらい入ってるらしく、身がゴロゴロとしている。薄切りアワビはコリッとした歯ごたえで、ご飯と共に口に運ぶと強烈な磯の風味と香ばしい醤油の香りが広がる。多少モチモチしたご飯の食感も楽しい。
店主さんの言うとおりに、ご飯を半分くらい残してラーメン完食。ご飯にラーメンのスープを注いで、アワビ茶漬けとして食べる(これの写真を撮り忘れたのは痛恨の思い)。
こうやって食べてみると、スープもご飯も先ほどとはまた違った表情を見せる。スープは先ほどまでの自己主張を抑えてご飯のサポート役にまわり、ご飯も先ほどまでの攻撃的な印象を隠して程良く穏やかな味わいになっている。なるほど、ラーメンを食べご飯を食べ、最後に茶漬けを食べてはじめて今回の「創作麺」が完成する、という寸法か。
量的にも質的にも満腹。心も体も温まった。惜しむらくは、懐が寒くなったということ。まあ2周年の御祝儀込みということで。最後は店主さんが、玄関まで見送ってくれる。「ありがとうございましたぁ!」の声に送られ、最後まで心温かいままで店を出る。

追記:味だけなら文句なしで4.5だけど、サラダと値段で0.5減点。ある程度のコスパは気にしないとは言っても、流石にある程度を越えてるかなぁ、と。とはいえ、この店には値段的な妥協はせず、今後とも美味しい麺を出してもらいたいと思ってますが。

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