そば工房マル新@八代市 〜肥後麺食記5、サービス満点味一流〜 

ざるそば 600円 ☆4.0
八代市高島町4441-11 11:00〜19:00 水曜定休

枕が変わると眠りが浅くなる俺、いつも通りグダグダの朝。しかもなんかイヤな夢を見た記憶があるし。まあ気にしたら負けだな、とホテルをチェックアウトし、一気に南下する。目的は八代の「マル新」。研究熱心な店主さんがやっておられる店で、あちこちのレポを見て一度来てみたいと思っていたのだ。
店内は意外と狭く、10人も入れば窮屈だろうか……と思っていたら、併設する家の座敷も解放しているようで。メニューをざっと眺めてみるが意外と品数は少ない。基本に忠実にざるそばをオーダー。開店直後くらいだったんで客は俺一人だったのだが、待ってる間に押し寄せるようにお客さんが。なるほど人気店である。
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蕎麦は恐らく二八くらいだろうか、ツルツルの口当たりと程良い腰、そして大人しめながらもしっかりとした蕎麦の香りが立っている。つゆはバランスがいいタイプ、かえしもダシもしっかり自己主張しつつも他の味の邪魔はしない。そのため、甘さ辛さ共に濃いがしつこさや嫌みは全く感じず、すっきりした後味。つゆそのものも美味いが、蕎麦と交われば引き立て役に回る絶妙さ。正直、圧倒的な美味さではないが、いくら食べても飽きが来ずまた食べたくなる味。
もう1つ注目すべきは量。そこらのお上品な蕎麦屋の倍はあろうかという蕎麦、たっぷりのつゆにネギ。美味くて量があり、しかも高くない。そりゃ人気もあろうかってモンである。
食後、蕎麦湯を頼もうかと思っていたら店主さんから「よかったら刀削麺を食べませんか?」とのお申し出。こりゃ願ってもないお話、喜んでお願いする事に。
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漂う甘い香り。まさかデザートなのか、あんこ刀削麺なのか!? だが混ぜるうちに他の芳醇な香りが混じる。甘い香りの正体は肉味噌だった。
しっかり混ぜて混ぜて混ぜて食べる。味噌の甘さ、ラー油の辛さ、肉のコク、(恐らく)柚子の鮮烈さ、それらが麺の旨みを引き立てる。主役はあくまで麺。刀削麺は何度か食べたが、幅広に削られたこの刀削麺は味的にも食感的にも一番面白い。近日中に近くにこの刀削麺専門店を出されるとの事。むぅ、八代に来る理由がマル新以外にもう1軒増えてしまった。

その後蕎麦湯も頂く。辛めの刀削麺の後だけあって甘さが立つが、実にすっきりした甘さ。少し店主さんとお話なんざしたかったが、お客さんが増えてきたんで断念。次は山かけそばとミニ辛れ〜っ丼(名前違ったかも)食べて、刀削麺屋で連食と洒落込みたいところ。次がいつなのかはわからないが、いつか必ず、と誓って八代を後にする。あいるびーばーっく!

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