牧のうどん@今宿 

鴨うどん固麺 490円 ☆4.0
福岡市西区今宿駅前1-21-16 年中無休

姪浜から今宿方面へ向かう。しばらく店を休んでいた中華そばきりやが再開しているのを見て入りたくなるが、今日の目当ては別なので初志貫徹、きりやそばの誘惑を振り払って西に向かう。
今日の目当て、それは牧のうどんの久々の新メニュー、鴨うどん。本来なら本店で味を試したいところだが、そこまで行く時間はない。泣く泣く今宿店で妥協する。注文してしばし、突然の店内放送。またいつもの4玉100円のタイムサービスの案内かと思いきや、なんと鴨うどん紹介のアナウンス。店の方も随分力を入れているようだ。心なしかいつもより長く待たされて、鴨うどん登場。
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見た目に違和感。そう、スープの色が薄いのだ。まあ、牧のうどんではごく稀に、鰹節弱めで昆布が暴走したすめが出ることがある。今回もそんな感じだろうかと思いつつ、まずは鴨を一切れ。薄くスライスされた国産鴨肉は、あっさり出汁で軽く煮込まれたような感じ。鴨独特の臭みはなく、脂もほどよく落ちて、噛み応えもあってなかなかの出来。薄切りゆえ、噛めば肉汁が迸る、ってのは期待できないが、これはこれで有り。
なかなかじゃないかと、次はうどんを口に運ぶ。歯ごたえはいつもの固麺……だが、やはり違和感。今度はすめをすすってみる。違う。そう、すめの味が全く違う。いつもの牧のうどんのすめは、鰹節がガンガン利いた、しょっぱい程の豪快で強い味が特徴。だが今日のは、ほとんど鰹節の味がせず、非常に優しい味わい。昆布が強く利いてるわけでもない。鴨のガラで取ったのだろうか。いつものパンチの利いた牧のうどんが好きな人には物足りなく感じるかもしれないが、自分的にはこの滋味系なすめはかなり好み。鴨肉と一緒にうどんを啜り込み、あっという間に完食。丼の底にはわずかにアクが残っている。鴨肉のアクだろうか。
食後、水を飲みながら厨房の中を観察。普通のスープとは別にスープがあり、それで注文の度に鴨肉を軽く煮て具とし、鴨を煮たスープをすめとして使っているようだ。なるほど、そうすることで鴨肉とすめとうどんに一体感を持たせたわけか。客から鴨うどんの追加スープを注文された若手店員さんに、ベテラン店員さんが「普通のスープやかんと確実に区別すること、使い終わったらキレイに洗うこと」と指示していた。そこまで徹底するとは。
支払いの際、店員さんにすめについて聞いてみる。他のスープとは別に用意していることは教えてくれたが、詳しくは企業秘密だそうな。むぅ。これだけ力を入れておきながら、値段は肉うどんより安い490円。福岡の雄、老舗牧のうどんの新たな底力を思い知らされた。

コメント

>OGTさん
なかなかでしたか。それは良かったです。
冬限定なのかレギュラー化するのかはわかりませんが、
少しでも長くメニューに残っていてほしいものです。
とりあえず、近いうちに本店で試してみたいです。


>ふなさん
(こちらでは)はじめまして、みおせるです〜。
>うどん4玉100円のタイムサービス
牧のうどんの持ち帰りうどんは、普段は1玉50円なのですが、
(恐らくは)供給に対して需要が落ちた頃合いを見計らって、
4玉100円のタイムサービスが始まったりするのです。
店員が暇な時は、各テーブルを回って薦めてたりします。
昼下がりや夕方早い時間によく見られる光景です。

というわけで、今後ともよろしくお願いします。

ども!ふなです!!
通りすがりさんがみおせるさんだったのですね。ちょっとびっくりです。以前拙ブログにコメント頂きました。ふなと申します。牧のうどんは最近やたらと頑張ってますね。ところで、うどん4玉100円のタイムサービスって何時ですか?すいません変な質問で。

食いました。
なかなかのもんじゃないですか。
鴨の油の良い香りとすめのアッサリ加減がGOOD!
最初素で食って、唐辛子入れて、ねぎ入れて、ボリュームがあるから段階的に楽しむもヨシでした。

早い安い美味いが信条の牧のうどんが、
まさかすめを使い分けてくるとは思いませんでした。
鴨好きの自分としてはかなり気に入ったのですが、
他の人がどう評価するのか、今後どう味が変遷するか、
牧のうどんから目が離せません。

エライぞ、牧の!
しっかり堅実に企業努力する姿に拍手!

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