こなみ@津屋崎、そしてその前の一杯 

湯葉あんかけ 850円 ☆4.0
福津市津屋崎4-10-13 11:30~15:00(以降喫茶営業、酒場営業あり) 不定休
Facebookあり(店休日情報も)

今日の二杯目は「こなみ」へ。店主さんの産休の予定がだいたい決まり、だったら休業に入る前に食べたいメニュー食べとかんと、という寸法である。というわけで今日はあんかけメニューから「湯葉あんかけ」をオーダー。店の奥の本棚にはコミックから旅行誌、結構カルトな本までいろいろあるから、のんびり読みながら待つといいと思うよ。
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麺は細めで緩やかな縮れ、あんかけの熱に当てられてちょい柔めになりつつも、芯には確たるモッチリ感が最後まで続く。麺線はちょい短めだったかな、でも熱々うどんなので丁度いい。あんかけのすめは今日は節系がしっかり利いて、微かに酸味も感じるほど。塩気は控えめかな。そして見るからに楽しい具材たち、戻した湯葉は7,8枚あったかな、クニッとした歯応えが心地よい。ちょい甘めに煮含められたシイタケはしっかりジューシー。紅葉の生麩はモチッとした歯応え。ショウガは終盤に溶かすと、さらに身体がポカポカになった気がする。ネギはちゃんとフレッシュだし、輪切りのカボスは触らずともほんの少しずつ、すめに酸味と苦味を足し続けてくれる。最後はすめまで完食。湯葉も生麩も大好きな俺としては、ちょっとお高めながら満足の一杯でした。
日曜の昼過ぎの店内はほぼ満席。こりゃ休業直前は行列かも。食べたいメニューは早めに食べにこなくちゃね。
今日の一杯目は思うところあって畳んでます。コレはご禁制の品である可能性があるので(ありません)。
以前は野心を秘めつつ東京でラーメンを作り、今は筑前町で子供たちにダンスを教える「踊るラーメン職人」ワキさん。何度か一緒に麺ドラに行った事もあるその方が、久しぶりにラーメンを作るというので、人数限定のところ速攻申し込んでみた。今日がその当日、11時のちょっと前に駐車場に車を入れて店に向かうと、道路の向こうからやってくるのは山田さん。そういやワキさんと知り合うきっかけも、山田さんのトークイベントだったっけ。というわけで合流して、会場の「土竜が俺を呼んでいる@大名」へ。厨房ではワキさんと、もぐ俺の店主さんが準備をしていた。少しすると調理開始。席まで微かにスープの香りが漂ってくる。
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調理は2杯ずつ。久しぶりで調理の流れに淀みがあるか? あるいは必要な手順が多いのか? ちょいと時間をかけつつ、麺が運ばれてくる。
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東京から仕入れた中細麺、緑色なのはスピルリナ入り。ちょい柔めの歯応えは優しいスープとよく合っている。麺量も多めなのが嬉しい。スープは(後日注:黒さつま鶏だそうです)と煮干しベースで、他に様々な魚介系素材、醤油は埼玉の弓削田醤油、香味油には鶏とかネギとか鰹節とか……って、Facebookで製作過程を見てたからこう言えるんだけど、舌では全くわからない。ただただ美味いってだけ。様々な素材が渾然一体となった美味さ、って中華料理店のラーメンの記事の時によく書くけど、それ以上に今日の方が素材のクセや個性を消して、美味さだけを丁寧に重ねた感がある。トップノートからフィニッシュまで、ずっと優しくて尖ったところが全くない。油っ気も結構あるはずなのに重さが全くない。
具材は薄切りのレアチャーシューがたっぷり、半熟煮玉子、ネギ、その他。低温真空調理のチャーシューはあえて厚切りドンではなく薄切りたっぷりなのだろう、ジューシーさとモッチリ感がたまらない。スープで熱を通しても、それはそれで美味い。煮玉子はトロリより一歩先の火入れ具合、味付けも優しい感じ。ネギもあえての大ぶりな刻みであろう、シャキシャキの歯応えと微かなピリ辛がいいアクセント。他の具も、シャキッとした歯応えのレンコンが数個、柔らかいピリ辛のピンクペッパーが数粒、何らかの柑橘(後日注:カボスだそうです)が一欠片、丼の底にはコク出し用っぽい挽肉が少々。そのどれもが明らかな目的を持って入れられたと一口でわかる。途中でワキさんの依頼で昨晩作った俺製「辛さ強め塩気控えめのフレッシュ柚子胡椒」を入れると、程よい辛さと青柚子の香りが加わり、予想以上の相性の良さ。最後はスープの一滴まで残さず完食。
俺がリピーターではなくコレクタータイプなのは「今まで食べた事が無い味を楽しみたい」という気持ちからなのだが、この優しくも奥深い一杯はまさに初体験の味。尖った味が好きな俺の盲点に突き刺さる味でした。ご馳走様でした&勉強させて頂きました。またの機会を楽しみにしてます。

ワキさんラーメン 1,000円 ☆4.5
今後も不定期開催の可能性アリ

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