蕎喰いまとみ@高砂 〜奢り? だったら仕方ないな〜 

※店名の二文字目、正しくは「食」の上に「口」。
鴨汁そば 1,400円 ☆3.5
福岡市中央区高砂1-22-9 11:30〜14:30&17:30〜19:30頃OS 不定休
HPあり

同僚との会話。

「なあ、渡辺通あたりに美味い蕎麦屋があるって言いよったやん?」
「渡辺通? ……ああ、高砂のいまとみのことか?」
「そうそう、それ。今日の昼飯そこに行かん?」
「やなこった。俺はついこないだ行ったばっかやし」
「奢るぜ」
「何ノロノロしよっとや? おらおら、とっとと行くぜ!」

まあ本当かどうかはともかくとして、今日は約1ヶ月ぶりにいまとみへ。余談ながら店のほぼ目の前にコインパークが出来たので、車での来店がかなり便利になってます。さて奢りってんで、今日は鴨を試してみることに。蕎麦と同じく熊本県は水上村の鴨らしい。確か鴨の旬は冬のはずだから、そろそろ名残の時期か。
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しかし、ここの細挽きそばはいつ見ても惚れ惚れしてしまう。1割に満たないつなぎの量で、よくぞここまで細く長く等しく打てるものである。粉の質と店主さんの腕の両方が良くなければこうは打てまい。
まず蕎麦だけ一口啜れば、前回の手挽きそばには及ばぬものの、それでも上品に蕎麦が香り立つ。細さ故のシャキッとした歯ごたえもまた楽しい。続いてつゆにつけて食べれば、ほわりと温まってやや柔らかくなった蕎麦につゆの味が絡みつく。鴨せいろといえば普通は甘みが強いか辛さが強いか両方強いかだと思うが、ここのは甘さも辛さも控えめ、しっかりとした出汁の味が利いており、後から鴨の油の香りが追いかけてくる感じ。
細さのせいでここの細挽きそばは美味さの寿命がかなり短い。がっつくようにガンガン啜る。つゆの中には鴨肉、ネギ、三ツ葉、そしてたっぷりの芹。この芹がまた美味い。三ツ葉ほど強い味ではないものの、つゆの味を引き立て、そして後味をさっぱりとさせてくれる。鴨肉はちと薄め、中まで火が通っていて肉汁感には欠けるが、肉そのものの味は流石の一言。脂身にもしつこさは皆無。食後には蕎麦湯で、つゆの美味さを最後の一滴まで堪能する。

いやあ、美味かった。奢りだからさらに美味い。この世で一番美味いのはタダ飯だからねぇ(ちなみに二番目はタダ酒)。ただ、同僚が注文した温そばも美味そうだったな。そういやここで温そば食べた事無いし。よし、次は昼膳をかけで。もう次の来店が楽しみになってしまった。

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