信州そばむらた@冷泉町 〜腹の底まで熱い蕎麦〜 

葛かけそば 850円 ☆3.5
福岡市博多区冷泉町2-9-1 11:30〜20:00OS 第2日曜定休

お昼時。今日の気分は何となく蕎麦。最近行ってない店や行った事のない店をいくつか考え、その中からむらたをチョイス、櫛田神社方面に車を走らせる。ここで豆知識。むらたには駐車場がないけど、昼に限っては対面にある博多JBBホテルの駐車場(4台分)を使わせてもらえるのだ。
店内は6,7割程度の客入り。席に着きメニューを眺める。冷かけなどの春夏限定メニューと鍋焼きうどんなどの秋冬限定メニューがあるのだが、さて今日は冬だろうか、春だろうか。店員さんに尋ねると、まだ秋冬メニューを出しているとのこと。ならばと、その中から葛かけそばをチョイス。
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具は一切無し、薬味は別皿という見事なまでの潔さ。鰹節の香りがプンプン漂う、どろり濃厚なすめ。箸を入れてみると、さほど餡は固くないものの、手繰った蕎麦にはしっかりとまとわりついて離れない。まずは一口。

……あっちぇ〜〜〜〜〜〜っ!!

そらそうよ。当然よ。熱々の餡が絡んだ蕎麦、もちろん熱々よ。だが不思議な事に、喰えない熱さではない。口の中を火傷するほどでもない。言うなれば、熱さを楽しめるギリギリの熱さ。そして恐るべきは葛の保温力、ふーふーと息を吹きかけてもちっとも冷めてくれない。
一口目は熱さに気圧されてしまったので、用心して食べ進める。蕎麦は二八、香り程々、歯ごたえは上質。しっかり締めてあるのか、熱々の餡の中で最後まで伸びる事は無かった。すめからは強烈な鰹節の風味、その奥に昆布のしっかりした味わいを感じる。葛でとじられたすめはとても滑らかな口当たり、これがまた絶品。片栗粉ではここまで滑らかにはなりますまい。
薬味には白ネギ、三つ葉、ショウガ。どれも質はいいものの、葛かけそばの潔さの前にはどれも蛇足になってしまう。あんかけに相性のいいショウガでさえ「ああ、これはこれで有りだな」とは思えるものの、やはり入れない方が美味く感じる。

ズルズルハフハフと汗をかきながら完食。すめはほとんど飲んでないにも関わらず、深さ2cm程度しかすめが残っていない。ほとんどが蕎麦に絡んできてたって事か。
食後の満足感は高いが、やや量が少なかったかな。食後2時間くらいは、胃の辺りがずっとポカポカしていた。これは是非来シーズン、雪が降る日に味わってみたいもんだ。

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