蕎喰いまとみ@高砂 〜……ザラッと来たぜ〜 

※店名の二文字目、正しくは「食」の上に「口」。
限定手挽きそば 1,000円 ☆4.5
福岡市中央区高砂1-22-9 11:30〜14:30&17:30〜19:30頃OS 不定休
HPあり

午前中の用事が押して昼食がちと遅れる。城南線を通りつつ、ええいどこぞに美味い麺屋はなかったかと考えを巡らせる。おお、そういえば最近いまとみに行ってなかったな。というわけで近くのコインパークに車を止めて店舗に向かう。
日祝の営業を始めたという噂は聞いていたが、実際に扉に貼られた営業時間の末尾が「不定休」になっている。日曜にここに来れるってのは嬉しい限り。冬季限定メニューもあるが、久しぶりってことで限定手引きそばを注文。
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星が散る太めの蕎麦。いいねぇいいねぇ、これぞ粗挽きって感じ。麺はブチブチ切れてかなり短めだが、最初から粗挽き蕎麦に長さは求めてないんでモーマンタイ。早速蕎麦を、最初は何も浸けずに口に運ぶ。
……うおお! 強い、かなり強い。口の中に刺さるかのように香りが強烈に広がる、いわば暴れん坊蕎麦。この季節でこのレベルを出せるあたり、蕎麦そのものの素性がいいのか、保存状態がいいのか。恐らく両者だろう。
続いて粗塩を少々つけて食べる。すると強烈な香りはそのままに、塩の味で蕎麦の甘みが際立って感じられる。塩そのものもしょっぱいだけではなく、旨みを含んだ上等品。
さらにはつゆにつけて食べる。辛めのつゆが絡んだ蕎麦を啜れば、強烈なる王道の味。「あー、蕎麦喰ってるなぁ」としみじみ感じられる味。塩もいいけど、やっぱり蕎麦にはつゆだよなぁ。つゆだけをちょいと舐めれば、強めのかえしの切れ味と鰹節中心の出汁の奥深さが両立したハイレベルな味。手挽きそばではつゆの絡みが悪いのにこれだけの味わい。細挽きそばをこのつゆで食べれば、さぞ美味いことだろう。
こうなったらもうノンストップ。つゆにつけて啜り塩につけて啜り塩につけて啜りつゆにつけて啜り、あっという間に完食。ボリュームは少なめだが噛み締めて食べるんで意外と満腹感は高い。あと、細かく書いてないけど薬味のネギとワサビもレベル高いですよ?

食後は蕎麦湯。釜湯だろうか、やや薄め。それだけに、純粋につゆの味を楽しめる。蕎麦湯で程良くつゆを伸ばせば、料亭の吸物にも匹敵する淡い美味さ、とまで言うと言い過ぎかな。まあそう感じるくらい美味いってことで。
福岡の新興系蕎麦屋ではトップクラスの出来。なのに、いつ来ても客が少ないんだよなぁ。ともあれ、長く来てなかったのを後悔する出来栄え。ちょいと値は張るが、今後とも応援したい蕎麦屋である。

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