十割蕎麦かぜのたみ 〜蕎麦激戦地に「雉」飛来す〜 

そば・温 735円 ☆3.5
筑紫野市天山537-1 11:30〜15:30&17:30〜21:00 火・水定休

以前田川で営業していた蕎麦屋が、去年10月に筑紫野に移転してきた、という話はへのさんのブログの情報で知ってはいたが、機会を逸したり店を見つけられなかったりで未だに訪問できず。どうにか今日、行く事が出来た。「十割蕎麦かぜのたみ」である。
あっさり見落としてしまいそうな小さな看板に導かれ住宅地の奥に進むと、誇らしげに棚引く幟が見える。小民家を改築したような趣のある建物の中は、広さに比べて席数が少なく、ゆったりとした雰囲気。
蕎麦単品はせいろ、おろし、とろろ、きじ、温が全て735円。きじが数限定、温が冬限定とのこと。「きじ」に激しく興味が沸くが、季節限定があるならまずはそれから。温を注文する。蕎麦茶を飲みつつ待っていると、
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突き出し登場。なまり節と大根の煮物かな。味が染みた柔らかい大根が美味い。何故かオクラが山葵風味。なんでやねん、なんでやねん。ツッコんでいるうちに、蕎麦登場。
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黄色がかった黄金色のすめ、上には炊いた鶏肉、カマボコ、ネギに三つ葉。麺の太さが不揃いなのも手打ちの証ということで。
蕎麦は店名通り十割なのだろう、独特の歯ごたえと舌触り。風味も悪くはないが、期待程でもない。すめは……んー……わからん。薄味ながら味わい深く、美味いのは確かなんだけど、俺の貧乏舌では構成要素がわからない。節系に昆布の他に、具の鶏肉から出た味ではない、動物質っぽい感じがあるんだけど……鶏か、もしかして雉か? 
薄味に炊かれた鶏肉は柔らかく、口の中で繊維質に解ける。ネギの風味も良し。トータルで見れば上質な一品。次は他店じゃまず味わえないであろう「きじ」を狙ってみるか。実力店「江戸東京そば源」や「一作」がある激戦地筑紫野、今後の蕎麦界発展に期待は募るばかり。

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