東京見聞録ただし麺だけ、二日目 

さて、朝である。東京の朝、五反田の朝は「おにやんま」である。券売機を見ると……お、「合鴨肉入り冷製トマトバジルうどん」500円なんてメニューがあるが売切ランプが付いている。後で確認したが夜限定のようだ。というわけで「冷並ぶっかけ」と「まいたけ天」の食券を購入。店に入ると先客が9人、最後の一席に入る。と、店員さん「ちょっとお待ちください」と、まいたけ天を揚げ始めた。やった、揚げたてだ! 後客にうどんが提供されるのを眺めつつ、天ぷらが揚がるのを待つ。
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エッジが立ちまくった麺は太からず細からず、茹でたてではないのにそこらの名店を凌駕する歯応えと味。つゆもぶっかけという名前ではあるが、塩気は控えめで冷かけの如し。そこに揚げたてのまいたけ天を浸す。カリカリサクサクの衣の中から肉汁ならぬきのこ汁がジュワリ。しかも大きめサイズが3つ。思わずニンマリ、ズルズルと食べ進める。食べ終わる頃には、店の外に10人ほどの待ちの列。おっと早く出なければ。今日も美味かったです、ごちそうさまでした。

おにやんま
冷並ぶっかけ+まいたけ天 300+120円 ☆4.5
品川区西五反田1-6-3 7:00~翌3:00(日祝~24:00) 無休


午前中からとある講座。場所は渋谷の日本野菜ソムリエ協会。午前の部を終えて昼休み、ピックアップしていた店の一つに向かう……よし、開いてた。というわけて今日のお昼は「九月堂」。予め調べておいた渋谷の有名店の中で気になっていた店の一つ。どっちかというと女性客が多そうなオシャレな店だが男性客も俺以外にいたよ。さて麺メニューは「らーめん/あっさり」「らーめん/こってり」「つけめん」が同価格。朝メシからそんなに時間経ってないんで「らーめん/あっさり」の食券を購入。さほど待たずに麺登場。
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麺は三河屋製麺の細ストレート、結構強めの歯応え。スープは鶏ガラと和風ダシのミックスかな、あっさりと名乗りつつしっかりとした鶏ガラのボディと、くっきり香り立つ節系の香り。うーむ、想像とちょいと違ったな、まあこれはこれでいいんだが。具は薄切りだが大判のチャーシュー2枚、ちょっと甘めのメンマ、青ネギ、白髪ネギ、あられが2種、柚子皮。白髪ネギ多いなぁ。あられはオシャレでしかも存在感もあっていいね。見た感じ量が少ないかなぁと思ったが、スープは少ないが麺量は結構多め。最後はあられまで完食。
「麺量多くてスープ少な目」「白髪ネギに柚子皮」ってのが最近の東京の麺の特徴なのかね。ともあれ、個性的な一杯、ご馳走様でした。

らーめんと甘味処 九月堂
らーめん/あっさり 770円 ☆3.5
渋谷区神南1-15-12-2F 11:00~22:00(土曜11:30~22:00、日祝11:30~21:00) 月曜定休(祝日は翌日振替)
HPあり


講座終了、課題も受け取る。今日の講座は今までの自分の常識を崩される内容で楽しかった。その後、あちこちの買い物ポイントを回って土産とか自分が欲しいものとか買いまわる。夕暮れ過ぎ、そろそろ腹減ったんで昨日振られた「ブンブンブラウカフェ」に行ってみると……よっしゃ開いてた! やや待たされて入店。オーダーは「塩ラーメン日本一を頂いています」「トリュフを使った元祖のラーメン」という塩ラーメンから「ワンタン麺塩」をオーダー。
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麺は細ストレート、わずかに緑がかったのはスピルリナが練りこまれてるそうで。ちょい柔めの茹で加減だが、それが意外とスープと馴染む。スープは中華にも似た、様々な素材が渾然一体となった味わい。突出した要素はクセのある香り、これが白トリュフオイルかな。白髪ネギらへんにかかってるようで、白髪ネギが異常に美味い(笑)。具はゴールデンポークのチャーシュー、大判で厚みもあり炙りの香ばしさもあって存在感が強い。ワンタンは3つ、てろてろの皮と味が強いあんの対比が面白い。黒い欠片が入ってたけどトリュフだったりして。わからんけど。他にクレソン、白髪ネギ、糸唐辛子、白いタブレット上の何か。正体はわからんかった。最後はスープまで完食。糸唐辛子だけ残した。
ここも麺量多めスープ少な目白髪ネギだったな。とにかく白トリュフオイルの香りと、全体の完成度の高さに驚かされた。次は醤油をいただいてみたいな。

ブンブンブラウカフェ ウィズビーハイブ
ワンタン麺塩 1,000円 ☆4.0
品川区旗の台3-12-3-2F 12:00~15:00&18:00~23:00(日祝12:00~16:00) 水曜定休

Essence Chinese Kitchen@周船寺 &鬼そば 藤谷@渋谷  

今日のお昼は周船寺の「Essence」。おっ、開店1周年で一部ドリンクや麺の値引きサービスやってるね。いつまでかは見忘れちゃったい。さて今日のオーダーは「皿うどん」、念のため店員さんに麺が何か聞くと、太麺との事。よし! いや、細麺が嫌いなわけではないよ。
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麺は揚げ焼きしたっぽいちゃんぽん麺、ところどころに焦げ目がついて、しっかりした歯応えの中にしっかり味が染みて絡んでいる。味付けは中華系、鶏ガラとかオイスターとかかな。塩気は控えめ。具は豚肉、大きめのエビ2匹、飾り切りされたイカ2つ、野菜類。キクラゲの歯応えがいいね。珍しいのはシイタケが入ってるとこ。そういや練り物入ってないなと思ったら、最後に底から紅白のカマボコが1枚だけ出てきた。何故、1枚だけなんだ。
中華屋の博多皿うどん、味も量も満足でした。次は「五目汁そば」かな。

Essence Chinese Kitchen
皿うどん 650円 ☆4.0
福岡市西区周船寺3-6-37 11:00~14:00&17:00~22:00 水曜定休


さて、明日の東京での某講座に備えて夕方から前乗り。羽田空港から真っ先に向かったのは宿ではなく、旗の台駅。一度来てみたかったラーメンとかき氷の店「ブンブンブラウカフェ ウィズビーハイブ」がここに……
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閉店1時間半を前に品切れ閉店。これが魔都東京ってヤツか。代わりは全然考えてなかったので、明日の昼に食べに行く予定だった渋谷の店の中からチョイスしたのは「鬼そば藤谷」。幸運にも席は空いていた。選んだのは「鬼塩ワンタンラーメン」。さほど待たずに麺登場。
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麺は細麺ストレート、ちょいと歯応え強めの茹で加減。このスープならもうちょい柔めの方が合いそう。スープは鶏ガラと和風素材のミックスではあるのだが、表面に張ったネギ油の圧倒的な支配力に負けてる感。麺完食後、油を除いてスープ飲んだら複雑な美味さが感じられたので、もったいない気もする。具はホロホロのチャーシュー2枚、プリプリで皮トロトロのワンタン4個、歯応えのいいひょろ長メンマ1本、あえてちょっと太めっぽい白髪ネギ、その上に柚子皮。具に関してはもう、完璧と言って差し支えない。
いやホントにね、すごく美味しいんだ。麺硬めと油多め以外はバランスもいいしゴージャスだし麺量も多めだし。ただ、この店ならではの個性はというと、うーむ。ワンタンの美味さ、かなぁ。あと帰りがけに厨房の店主さん(かな多分)が元気よく「ありがとうございました!」と挨拶してくれたのは嬉しかったな。女性の店員さんが仕事こなすのに忙しそうだっただけに。

鬼そば 藤谷
鬼塩ワンタンラーメン 1,000円 ☆4.0
渋谷区宇田川町24-6-5F 11:30~15:00&17:00~22:00 木曜定休

大陸食堂 三千世界@田村 ~帰ってきた中華屋ランチ~ 

中華そば 600円 ☆4.0
福岡市早良区田村7-20-8 11:30~14:00(夜は中華居酒屋営業) 火土日祝定休(夜は火曜定休)
Twitterあり

今日のお昼は今年6月にランチ営業を再開した「三千世界」。一度飲みにも来てみたいんだけど、場所が場所だけにチャンスがなかなかなぁ。さてランチメニューは麻婆豆腐定食800円、担々麺600円、光麺(醤油/塩)350円、日替り定食800円、また日によって日替わり麺もあるみたい。今日の日替わり麺はエビチリラーメン800円、中華そば600円。日替わりについてはTwitterで告知がある。今日のオーダーは「中華そば」で。
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麺は加水率高めの細麺、一般的な中華麺かな。ツルツルッとして歯ごたえもあり、スープの絡みもいい感じ。スープもまた中華料理店らしい、鶏ガラを基調としながら様々な素材が入り交じってそのどれもが突出していないタイプ。様々な料理のベースになるスープに、元ダレで芯を作っているんだろうな。醤油の香りもいいけど塩気は控えめ。具はチャーシュー2枚、半熟煮玉子、チンゲンサイ、タケノコ、ゴマ、ネギ。白ネギの細かい切り方がいいねぇ。チャーシューはしっかり歯ごたえがあるタイプで、恐らく蜂蜜とか塗りながら焼いた広東風。なので肉の味は濃いけど味は甘め。他の具もぬかりなく美味い。丼は小さめだがボリューム感は物足りなくはない。最後は麺の欠片まで……と思ってたのにスープまで完食してしまった。
いやぁ、ランチタイムに帰ってきてくれて嬉しい限り。次は担々麺か、面白そうな日替わり麺か、あるいは光麺(塩)からの連食も面白いかも。

凪海@東比恵 ~なるほど、おでんだ~ 

おでん出汁ラーメン 600円 ☆3.5
福岡市博多区東比恵2-13-1 11:00~14:00(夜は居酒屋営業) 土日定休(土曜は夜のみ営業)

今日のお昼は東比恵駅近くの炭火焼鳥おでん居酒屋「凪海(なみ)」。近くの駐車場で使い勝手がいいのはサニーの立駐かな。買い物すれば45分無料だし、しなくても40分100円だし。日替わりをはじめとしてランチは6種類、しかもご飯は大盛無料っぽい。そしてその中で唯一の麺「おでん出汁ラーメン」が俺の狙いである。これも50円でご飯セットに出来るよ。だが俺の次の注文で売り切れた(正午ちょっと過ぎ)ので限定数は少なめかも。厨房を見ていると調理過程がなかなか面白い。麺専門店ではないからこその動きとか。
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麺は平打ち気味の中細麺、恐らく冷凍麺かな。プリッとした食感はいいけど、終盤千切れた麺が少々あったな。スープはおでん出汁、恐らくアゴだしをベースに、いろんな具材の味が溶け出した複雑な味わいで、みりん由来っぽい甘さも感じる。確かにおでんっぽい味やな。具はおでんの具でもある豚軟骨、ミズナ、糸海苔。豚軟骨は肉質ホロホロ軟骨トロトロ、味付けも程よく実に美味い。しかも大きめのが2枚。糸海苔もスープとよく合っている。卓上調味料に柚子胡椒があったから相性試してみたら良かったな。最後は麺の欠片まで完食。
しっかりと個性がありつつ味もきっちり出来上がってました。いいね、コレ。今度家でおでん作る時に参考にしたいな。

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夜は「くらり庵@室見」へ。もつ焼きやおでん、奴、ぬたなどでビール飲んだ〆はラーメン。ここはいつも硬麺仕様なので試しに柔麺頼んでみたらこれが大正解! モッチリ感と張りが両立したいい具合の歯応え! ただ、たちまちにヤワヤワになってしまう、まさに一瞬の美学。スープも相変わらずクラシカル豚骨、飲んだ〆に最高の一杯でした。

島系本店@志免 ~実はお初でした~ 

まぜそば 750円 ☆4.0
糟屋郡志免町別府2-17-15 11:00~16:00&18:00~21:00 基本無休
HPあり

書類作ったり届けたりと忙しい一日。空港らへんを通った頃に正午。お昼どうしようかなと考え、久しぶりの「島系本店」へ。券売機の前に立つと……へぇ、8月吉日から「つけ麺」はじめたんだって。850円で麺量(茹で前)が200・300・400から選べるそうで。そんなに食えんなぁ俺は。「ラーメン小」か「まぜそば」で迷い、後者をチョイス。食券を渡すと「8分いただきます」と店員さん。まあ急ぎじゃないから待ちますよ。そういやニンニクは聞かれんかったな。
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はい、しっかり混ぜますよ~。釜揚げの麺は自家製麺の太麺、ムッチリしているがゴリッとはしていない、好みなタイプの太麺。タレは醤油ダレに背脂、あと香ばしい焦がしニンニクっぽい味も感じるな。あまり強い味ではないが物足りなさも感じないくらい。具は煮ブタ、野菜、煮玉子半分、揚げ餃子。煮ブタは肉質から脂身まで様々な部位がたっぷり、そしてどれもがホロホロに崩れる軟らかさと結構な味付けの強さで味のアクセントというか中心になっている。野菜は以前は「モヤシと申し訳程度のキャベツ」だったが、今はずいぶんキャベツ比率がアップしてるね。量も大満足。ニラたっぷりの揚げ餃子は美味いんだけど、まぜそばの中で存在意義が見えない。口休めかな。最後はモヤシの欠片まで完食。
味的にもボリューム的にも大満足でした。ところで以前とどう変わったのかなと俺コレHP調べてみたら……あれ、以前食べたのは夏限定の「島そば」だった。まぜそばはお初でした。そうか、道理で揚げ餃子に見覚えがないわけだ。

ぷち麺にゅーす
久留米市新合川2-6-7に「港屋 久留米(仮)」が年内にオープン予定。東京とかで流行ってる、蕎麦の上に肉とか糸海苔とか山盛りにしてラー油入りのピリ辛のつゆで食べる店みたい。
こちらで見た情報の詳細。福津市花見が丘2-16-16に「うどん居酒屋 叶(きょう)」が、10月中旬オープン予定。ランチタイムもやるっぽい感じ?
・開店日情報。早良区西新1-7-27の「無邪気三代目」は9月29日オープン予定。