そば季里 史蔵@八女 & 大力うどん@みやま 

今日の麺ドラは筑後。まずは八女の「史蔵」へ。値段と量と味のバランスが高いんで好きな店の一つですよ。開店10分後に入ったが既に満席寸前くらいの客入り。さてオーダーは「冷しかけそば」の予定だったが、数量限定の復興支援「十割そば」ってのがあるな。南阿蘇と豊後高田のブレンドで、売上の一部を復興支援にするらしい。ああ、いいな、それ。ではそれにしよう。
17071600.jpg 17071601.jpg
麺線は十割にしては細く、口当たりも滑らか、歯応えも強め。昔の十割とはイメージがずいぶん変わってきたな。味は夏なんでさほどでもないが、噛みしめれば野趣溢れる蕎麦の荒々しい風味が口の奥に広がる。対するつゆは関東風か、甘さはごく控えめでキレのある味わい。それがまた蕎麦の甘さを引き立てる。浸け過ぎると蕎麦が完敗してしまうタイプだな。そして蕎麦の量も、並の店なら大盛と言われてもおかしくないくらいに多め。完食後は蕎麦湯、かなり濃厚な蕎麦湯でつゆを割ると、先ほどまでの辛さは息を潜め、むしろダシの香りが立ち上がってくる。この変貌ぶりは面白いな。
好きな店に改めて惚れ直す、そんな一杯でした。次はまた改めて、新蕎麦の時期に来てみたいかな。

そば季里 史蔵
十割そば 900円 ☆4.0
八女市本町154 11:30~15:00&17:30~20:00 火曜定休(祝日の場合は翌日)


二麺目は「大力うどん」。筑後のうどんを語る上で必ず名が上がるが、いつも行列してるんで来たことなかったんですよね。今日は一麺目で既に満足しているので、少々待つ事もやぶさかではない。自分が到着した時点で店外の待ちは20人弱、おおよそ10分を待たずして店の入口付近まで歩みを進め、「お一人様いらっしゃいますか」との店員さんの呼び込みで数組を飛ばしてカウンター席に案内される。さてリーズナブルでも知られるこの店、お初なのですめの味を壊さない「月見うどん」か「わかめうどん」を頼もうと思っていたのだが、隣の客が食べてるカレーごぼう天うどんのビジュアルがあまりに魅力的で、思わず「ごぼう天うどん」をオーダーしてしまう。そしてここからもさほど待たず麺登場。
17071602.jpg 17071603.jpg
麺は太麺、厨房を見た感じ釜揚げっぽいな。ふわっと柔らかめなのは表層だけで、芯はかなりハードなモッチリ感。麺線短めで食べやすいが、3本同時には啜れないな。すめは昆布とニボシが中心かな、塩気は控えめだが出汁のパンチが利いているので不足感はない。天ぷらの油っ気にも負けない芯のある味わい。ごぼう天はもちろん揚げ置きだが、極細に切られたごぼうがカラッと揚げてあり、油切れもいいようで、香ばしさとごぼうの土の風味を存分に楽しめる。そして思ったよりうどんの量も多め。まあ丼も大きめだしなぁ。食べ終わる頃には相当の満腹感。
店を出た時も入る前と同じくらいの行列。しかも客層は老若男女。地元に愛される店ってのはこういうモンなんだろうなぁ。次は「カレーうどん」を是非とも。

大力うどん
ごぼう天うどん 290円 ☆4.0
みやま市瀬高町坂田873-1 10:00~21:00 水曜定休(祝日は営業)