うちだ屋@多々良 ~フラグシップ店なのかな?~ 

冷やしとり肉そば 598円 ☆3.5
福岡市東区多々良1-33-6
HPあり

今日のお昼は「うちだ屋」の、本社ビルに一番近い場所に店を構える多々良店。店舗リストでも筆頭に載ってるんで、フラグシップ店舗的な立ち位置だったりするのかな、と思っての来店。去年食べられなかった山形風「冷やしとり肉そば」狙いである。席に座ってメニューを探すと、レギュラーメニューのブック(「とり中華そば」はこちらに載っているのだ)の他に、恐らく期間限定メニューばかりを詰め込んだクリアブックが置かれている。そっちを見てみると、まあ興味を引くメニューばかり! 狙いの山形風「冷やしとり肉そば」の他にも「冷やし担担麺」688円、「もつ鍋中華麺」740円、「沖縄風ソーキそば」598円、「激旨辛麺」730円、「ロース鴨せいろそば」725円、「ロース鴨南稲庭風うどん」620円など。まあ初志貫徹で「冷やしとり肉そば」オーダーしましたけどね。鴨とソーキそばは覚えておきたいなぁ。他の支店にも置いてるといいんだけど。
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そばは中華麺ではなく日本蕎麦、細麺で色濃い目でモソモソとした食感だけど意外と蕎麦の風味は感じられる。スープは和風ダシをベースに、ちょい甘めの醤油ダレが利いてる感じ。鶏肉の煮汁かな。ああ、「とり中華そば」と同じ感じだ。でもキンキンに冷えてるんで、甘さはやや控えめに感じられる。具は鶏肉、味海苔、ネギ、揚げ玉。鶏肉は味付けしっかり歯応えしっかり。ジューシーとまでは言わないがモソモソでもない。揚げ玉は合わんだろうと思っていたが、意外と冷たい和風ダシと相性がいい。最後は具の欠片まで完食。
まあ正直、中華麺を予想していたのだが、これはこれでいい感じ。お値段もお手頃だし、夏にはいいメニューでしょう。さっきも書いた鴨とソーキそばも気になるし、冬にはどんな限定麺が出てるか、また来てみたくなる多々良店でした。

そば処 一耕@太宰府 ~夏に新蕎麦を楽しめる喜び~ 

釜揚げそば 950円 ☆4.0
太宰府市観世音寺1-7-6 11:00~15:00(土日のみ予約にて夜営業) 月曜定休(祝日は翌日振替)
Facebookあり

一耕のFacebookページに今朝こんな投稿が。
平成29年度産春新あり〼。
(春新とは春(主に5月~6月)に収穫された新そばです。)
鹿児島県鹿屋市吾平町産、「春のいぶき」という品種です。
福井県坂井市丸岡町産、「丸岡在来種」と食べ比べはいかがでしょうか。
ただし土日祝限定、数量限定、期間限定とさせていただきます。

マジか。春新蕎麦なんて豊後高田に行かなきゃ食べられないと思ってた。というわけで今日のお昼に早速突撃。ご家族連れとかご夫婦とかで半数以上の席が埋まっていた。一人客は俺だけさルルルルル~。「春のいぶき」と「丸岡在来種」の食べ比べセット1,500円なんてのもあったが、せっかくの新蕎麦なんで釜揚げでいただきたい。店員さんに確認して、「春のいぶき」の「釜揚げそば」をオーダー。先客全てに既に蕎麦は提供済みだったんで、さほど待たず麺登場。
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釜揚げは足が速いので写真は一枚で失礼する。蕎麦は平打ち気味でいつもより細めな気もするな。まずは蕎麦だけいただくと……うむ、新蕎麦独特の「草の香り」。甘さもあるが香りの方が強めかな、そして釜揚げ独特のモッチリとした食感が無く、むしろ歯切れがいい感じ。これが「春のいぶき」の特徴なのかな。味わいは割と繊細で、甘さも辛さもしっかりしている熱々のつゆに浸け過ぎると蕎麦が死ぬ。程よい浸け方を模索しつつ蕎麦を手繰る。熱々の釜揚げそばだが、麺が切れる弱さは無い。夢中で食べ進め、半分以上食べたあたりで熱が入った卵黄を割り、蕎麦を絡めて食べる。甘さとコクが強くなった卵黄、甘辛いつゆ、それに負けない存在感の新蕎麦。蕎麦の量も十分、最後は麺の欠片さえ残さず完食。最後は濃厚な蕎麦湯でつゆを割って味わう。甘さ辛さの向こう側にダシの風味が陽炎のように現れるのが楽しい。
この酷暑の時期に福岡で新蕎麦を楽しめる喜びよ。蕎麦好きの方は是非是非。3種の冷やかけも新蕎麦で楽しめるかもしれませんぜ。

椚のそば屋@日向峠 ~冷えっ冷えですよ~ 

冷かけセット 1,170円 ☆3.5
糸島市高祖303-3 11:30~17:00頃 火曜定休(祝日は翌日振替)&不定休あり(7月は3日、24~28日)

今日のお昼は「椚のそば屋」。とある人のおごりなので容赦なく高いメニュー行ってやろうかと思っていたが、一番気になったのは「冷かけセット」。冷かけそばに天ぷらがいくつか付く。
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その前に、客全てに出される突き出しは小松菜のおひたしと昆布の佃煮。おひたしはかなりの薄味、昆布は甘さ強め。もうちょい待って麺登場。
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麺は二八かな、阿蘇の蕎麦粉らしい。この季節なので風味はそこそこだが、滑らかな口当たり、そしてしっかりとした歯応え。冷たいすめにはダシで出来た氷が浮かび、食べ進めるほどにさらに冷たくなっていく。塩気は控えめ、だがたっぷりの薬味で不足感は無い。薬味はネギ、糸海苔、シソ、梅干し、カイワレ。特にシソは大葉とみじん切りが両方入っているのがいい。ごま塩が添えられた天ぷらは海老、カボチャ、ゴーヤ、ナス、シシトウ2本。中でもいいのが海老のプリッと感、そしてワタ付きのまま揚げたゴーヤ。
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食後に出された、揚げ蕎麦団子みたらしあん。蕎麦よりも蕎麦の香りが強かった。
いかにも地元のおばちゃん的な接客がちょいと気になるところもあるが、メニューも豊富だし、たまにはいいかなって店でした。次は「カレー南蛮」かな、あるいは「かけそば」にミニ丼セットも面白いかも。

そば処 おおまがり@上陽 & 大臣閣@諸富 

今日の麺ドラは筑後方面。こないだ上陽町にホタル見に来た時にもらったホタルマップに、見覚え聞き覚えが無い店名が書かれてたんよね。気になって調べて、今日の一麺目はその店「おおまがり」。2015年9月18日オープン。以前は「ふるさとわらべ館」で蕎麦を出していた女性2人でオープンしたそうで。メニューは蕎麦とうどん、温と冷、鴨は無いけどだいたい一式揃ってるな。でもその中に他店で見たことがないメニューがある。「干しタケノコ天」。「奥八女特産の干しタケノコを一晩かけて戻し、味付けしてさらに、てんぷらにしました」だそうで。だったらそれを、冷の蕎麦でお願いする。
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壁向きカウンター席の目の前には星野川のこの風景。窓から入る風も涼しく、ていうか今日は風強めで伝票が吹っ飛びそうになった(笑)。夏でもここは涼しかろうな……とか思いながら出された冷たいお茶飲んだらこれがむっちゃ美味い! 流石は八女、茶もいいけど入れ方もいいんだろうな。
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蕎麦は平打ち気味、手打ちらしく幅がちょいとムラがある。二八かな、季節柄香りは控えめだが甘さと食感はいい感じ。つゆは甘辛程よく、ダシよりもかえしが利いたタイプ。尖った味ではなく、なのでたっぷりの薬味たち……ピリ辛大根おろし、ネギ、糸海苔、鰹節、ワサビで一口ごとに味の変化を楽しめる。特に鰹節が香り高いな。そして干しタケノコ天は5本、サクッとした衣の下にザクザクとした歯応えのタケノコ。割としっかり味付けしてあるので、そのままでも美味いしつゆをつけてもまた美味い。これは干しタケノコの新しい可能性だな。出来ればちょいと塩を振って食べてみたかったかも。店が忙しくなってきたんで蕎麦湯はパス。代わりにお茶をもう一杯。
蕎麦もちゃんとしてるし、干しタケノコ天も美味かった。欲を言えば、この食べ方ならつけ麺スタイルではなく、ちょっと深みがある丼でぶっかけスタイルで食べたかったかも。ともあれご馳走様でした。次は新蕎麦の時期に、また干しタケノコ天を、温で味わってみようかな。

そば処 おおまがり
おろしタケノコ天そば 800円 ☆4.0
八女市上陽町久木原2443-1 11:00~16:00頃 水曜定休


ここから一気に西へ。今日の気分は豚骨、というわけで「豚八」か「大臣閣」か迷ったのだが、久しぶりの「大臣閣」をチョイス。10年ぶりになるな。先客3組、カウンター席がツブれてるのでテーブル席に失礼する。オーダーは「ラーメン」。テレビの「新婚さんいらっしゃい」鹿児島スペシャルを眺めつつ待つ。
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中細の麺は割と硬麺気味。いま流行の忖度かな? 佐賀のラーメンは柔麺を貫いてくれていいと思うんだけど。スープは純豚骨かな、ミルキーでシルキーな感じなんだけどちょいとざらつきも感じる。濃厚ではないな、でもしっかりとした味。ただ、油っ気も塩気も控えめなんでちょっとピントがぼけた印象がある。具はチャーシューとネギのみのシンプルスタイル。チャーシュー3枚はそれなりに厚みもあり、歯応え強めかと思ったら意外とホロホロタイプだった。ただこちらも味付け薄め。最後は麺の欠片まで完食。
厨房でラーメン茹でてる女将さんと、笑顔が温かいおかーさんの接客もいい感じ。歴史が刻まれ受け継がれる味、どうかいつまでも続きますように。

大臣閣
ラーメン 550円 ☆3.5
佐賀市諸富町諸富津139-8 11:30~21:00 第2・4火曜定休

本格てぬきそば19@イオンモール福岡 ~蕎麦を楽しもう~ 

いなかそば・せいろ+さらしなそば・かけ 300+300円 ☆3.5
糟屋郡粕屋町酒殿 イオンモール福岡2Fフードコート 9:00~21:00 無休
Facebookあり

今日のお昼はルクルの2階フードコートに今月15日オープンした新店「てぬきそば19(いっきゅう)」。場所は野菜ソムリエ食堂の跡。ああ、野菜ソムリエ食堂閉店しちゃったのか。悲しいよ。ちなみに店名の「19」は「二八を超える味」的な意味があるそうで。
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「てぬきそば」の何が手抜きかって、蕎麦を受け取った後は薬味、つゆ、蕎麦湯などはセルフスタイルなのだ。まあこれはこれで、自分の好きなように出来るという見方も出来る。そして蕎麦は「いなか」と「さらしな」、それぞれに「せいろ」か「かけ」が選べる。4月からは茶蕎麦も加わるそうで。
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まずはここでトッピングなどを選んでから蕎麦をオーダーする。お値段そんなに高くないんだよね。でも天ぷら系が無いね。そのうち出るのかな。
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会計を済ませて蕎麦を受け取ったら、その向こうにあるのがコレ。温と冷、それぞれにかつお(関東風)と昆布(関西風)がある。蕎麦湯もここで。コレを見て「あ、うどん一番だ」と思った人は俺と同年代か年上とお見受けする。今日のオーダーは「いなかそば」を「せいろ」で、つゆは冷の関西風で。
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蕎麦はフードコートという営業形態故か、ちょいと硬めの茹で加減。中細の平打ち気味で、もしゃもしゃと噛んで楽しいタイプ。噛みしめれば蕎麦の甘さがほんのりと広がる。つゆは昆布ベースで甘さ控えめ、ドップリ浸しても蕎麦の風味を損ねない、しかしながら不足を感じない味わい。糸島産のネギもフレッシュで美味い。量は、空腹時だと物足りないと思うかなってくらい。麺完食後は蕎麦湯でつゆを最後まで楽しむ。ついでに関東風も取って、蕎麦湯で味わう……あ、こっちの方が好みかも。
完食したとはいえ、なにせこのオモシロシステム。しかも1杯300円というお手頃感。であればお代わりもアリであろう。次は「さらしなそば」を「かけ」で。つゆは温の関西風を注ぎつつ、紙コップに関東風も入れてみる。
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なんせ土曜なんでフードコートの空席を探すのに時間がかかり、ちょいと伸びてしまったかな。細打ちの更級蕎麦はシュルッとした口当たりが楽しい。つゆは昆布ベースでほんのりと甘め、もうちょい塩気が欲しいかな。糸島ネギは相変わらず美味い。量的には、せいろよりも満足感があるかも。中盤くらいで、麺を関東風のつゆに移して食べてみる。鰹ベースで甘さ控えめ、キリッと醤油が利いた風味はまさに関東風。麺完食後は関東風の残りを関西風に入れて味わう……あれ、どっちつかずな感じになっちゃった?
お値段格安で味は良く、なにより楽しいのがいい。冷蕎麦に温つゆを合わせたり、関東風と関西風をブレンドしたり、蕎麦湯の代わりに温つゆで割るなんて無茶も、セルフスタイルだからこそ。皆さんもお越しの際には、遊び心をご持参でどうぞ。