そば処 ほたる庵 & 八木山ラーメン @八木山 

今日の麺ドラは八木山。八木山バイパスが無料化してみんなそっちを通るようになって、交通量が減った八木山峠。だがこの山の上に、去年あたりにいくつかの店がオープンしているので、そのうち2軒を回ってみようかなと。まず一麺目は「ほたる庵」。八木山農楽園の一角に店を構える。以前「竜王庵」があった場所やね。店員さんは若い感じで、お店も広々としている。メニューはざるそばかけそばが760円から、天ぷらはないが鴨はあり、他に牛すじそば、ラフティそばなどの創作系も。他に平日限定で半量ずつのもりとかけ、他にもいろいろつく「ほたる庵セット」なんてのも。まあ今日は「ざるそば」だ。そんなに待たずに麺登場。
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蕎麦は十割、麺線細めで十割の割りには滑らかな口当たりとプツッと歯切れの良い歯応え。ただ麺線はちょい短めかな。風味はほんのりとした甘さを感じる。まあ時期的にこんなもんだろう。量は普通の蕎麦屋より気持ち多めかな。つゆは蕎麦猪口に半分くらいと、その上の徳利の首あたりまでなみなみと入っている。なんというサービスの良さか。風味はカツオダシが強め、塩気は控えめで甘めだが醤油の風味は利いている。蕎麦をつゆにたっぷりと浸し、ズズッと麺完食。奥の徳利には蕎麦湯、かなり濃いめでとろみがある。量もそれなりにあるので、存分につゆを割って楽しむ。
お値段も高くなく接客もいい感じ、客足が途絶えないのも納得。次は新蕎麦の時期に来てみようかな。ただ一つ気になったのが、今読み返した「竜王庵」の記事。十割なのに食感がいい、つゆの量や風味など、かなりの類似点が……うーむ、どういう事なんだろうな。

そば処 ほたる庵
ざるそば 760円 ☆3.5
飯塚市八木山259 11:00~16:30(土日祝~17:00) 火曜定休
HPあり


さて少々福岡側に戻って、二麺目は「八木山ラーメン」。20年以上昔から店舗はあって、いつ頃か閉店して廃墟になっていたように見えたが、去年改めてリニューアルオープンしたそうで。時期を同じくしたくらいにここのトイメンにも「十割そば 庄屋」って店が営業再開したみたいな感じなんで、そっちもいずれ行ってみたいな。さてメニューは筆頭に味噌、続いて豚骨、ちゃんぽん。さらに揚げ物やホルモンの定食も。面白そうなところでは「レモンとんこつ」や「冷し味噌ラーメン」、あと「なめらかプリン」なんてのも。レモンも面白そうだがここは「味噌ラーメン」にしておこう。
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まず丼がデカい。一回りか二回りデカい。そしてチャーシューの下には山盛りの茹でモヤシ。恐らく麺と同量くらいのモヤシ。これは手強そうだ。
麺は中太縮れ麺、気持ち柔らかめでモッチリとした食感。ちょっと変わった感じだな。スープは豚骨ベースに味噌ダレだそうで、濃厚ではないが力強い味わい。味噌の甘さと唐辛子の辛さ、ゴマの香ばしさがいい具合に強めに利いていて、個性はさほどでもないが安心感のある味わい。具はチャーシュー2枚、たっぷり茹でモヤシ、キクラゲ、ネギとシンプル。チャーシューは切り立てでモッチリとした歯応えがいいね。最後はモヤシとキクラゲもなるべく回収。
冬は冷え込む八木山だからこそ、筆頭は温まる味噌ラーメンってのも納得ですな。次はどれにしようかな、夏の「冷し味噌ラーメン」は必ず食べに来たいな。

八木山ラーメン
味噌ラーメン 650円 ☆3.5
飯塚市八木山885 11:00~20:00 不定休(次の休みは4月11日)


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ここから宮若の方に山道をドライブしたんですけど、山奥はまだまだ桜が盛りでした。良い麺ドラであった。

ぷち麺にゅーす
・福岡PARCO新館地下2階の「侑久飯店」に麺メニューが登場。チャーシュー麺、タンタン麺、サンラータン麺がいずれも750円、16時以降は850円。
・天神岩田屋地下2階の「すぶた屋」イートインコーナーに新メニュー「あごだし醤油ラーメン」が登場。ごめん値段失念。
那珂川町今光2-17、「つけ麺たつ介」跡地に「うどん屋 白木商店」が5月中旬オープン予定。 昼営業あり夜営業ありみたい。
飯塚市柏の森639-6に、新飯塚に昭和37年創業の「龍ラーメン」の柏の森店が、4月中旬オープン予定。

因幡うどん@木の葉モール橋本 ~リベンジの時来たり(割とすぐに)~ 

因幡そば(極硬麺) 680円 ☆3.5
福岡市西区橋本2 木の葉モール橋本1Fフードコート 10:00~20:30OS
HPあり

今日のお昼は木の葉モール。つい先日、極硬麺そばを食べ損なった「因幡うどん」に、割とすぐにリベンジのチャンスが来てしまった。というわけで迷わずオーダーは「因幡そば」。すると15分くらいお待ち頂きますがと店員さん。ええ待ちますよ、と先に支払い済ませてテーブルで待つ。結局10分ちょっと待ったかな、呼び出し機がぴーぴー鳴り響く。
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麺はやや角が取れた中太の角麺。生麺から茹でてるのは見えてた。麺線はすごく整ってて、長すぎないので食べやすい。歯応えはミッチリでハードめ、噛み応えがちょっと田舎蕎麦っぽいかな。風味はほんのり甘み、蕎麦の甘さっぽくもあり小麦の甘さっぽくもあり。なんというか、蕎麦っぽくもありうどんっぽくもあり、ラーメンっぽくもある気もする。面白いっちゃ面白いな。あと、量がむっちゃ多い。噛み応えもあるから満腹出来ると思うよ。すめは節系が香り、塩気も強めでクッキリと美味いタイプ。徐々に溶け出すごぼう天のコクにも負けない味わい。
蕎麦かと聞かれたら蕎麦じゃないと答えちゃうけど、オリジナリティ溢れる麺、面白かったです。次は王道のうどんかな、それとも博多細うどんかな。細うどんは冷凍麺っぽい気はするんだけどなぁ。

因幡うどん@木の葉モール橋本 ~普通のが出てきた話~ 

ざるそば 580円 ☆3.0
福岡市西区橋本2 木の葉モール橋本1Fフードコート 10:00~20:30OS
HPあり

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今日のお昼は昨日、木の葉モール橋本のフードコートにオープンした「因幡うどん」。同じく今月、博多駅1番街にリニューアルオープンした「ニュー因幡」と同じく、いくつかの新しいメニューを組み込んだ品揃え。これからの新規出店へのモデルケースなんだろうな。まあセントラルキッチン形式なので、関東進出は難しいだろうけど。
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昨日から明日までは先着100人に特製手ぬぐいプレゼント。これ狙いで来たんだよ! 待ちの列に並んでると、中盤あたりで手ぬぐいをいただく。そして俺の後ろの客で終了。わお、俺99番目だった、ギリギリだった!(笑)
さてオーダーですが。新メニューの一つに「因幡そば(極硬麺)」ってのがありましてね。だったら冷たい「ざる」でそばを選べば、極硬麺をさらに楽しめるのではないかと考えて「ざるそば」をオーダー。冷たいメニューは時間がかかるので先に会計済ませて呼び出し機渡されてしばらく待つ。ピーピー鳴ったんで受け取りに行く。そして僕は途方に暮れる。
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普通の細麺の蕎麦だった。って事は「太うどん」「博多細うどん」「普通のそば」「そば(極硬麺)」と4つも麺を用意してるって事か。すごいね、麺にこだわったラーメン屋より種類多いやん。仕方ない、「そば(極硬麺)」は次回としよう。味の感想としては、ほーんのり甘さを感じる細めの蕎麦。生麺から茹でてたようだが、まだ不慣れなのか、ちょっとダゴがあった。つゆは甘辛どちらも力強く、蕎麦を浸しすぎたら喉が渇くほど。まあ「うどん屋の蕎麦」としては、味は標準レベルではないでしょうか。次こそ「因幡そば(極硬麺)」を。でも他にも試したいメニューが結構あるね。ご近所に老舗がオープンしたのは嬉しい限り、今後ともよろしくお願いします~。

そば処山月@白木原 ~揚げる音に誘われて~ 

天もりそば 950円 ☆4.0
大野城市白木原3-10-1 11:30~14:30 日月火水定休

今日のお昼は「山月」。お店に入るとおかみさんに「あら、お久しぶりです」と声を掛けられる。1年か2年に1回くらいしか来ない客でも覚えてくれてるのが嬉しい。オーダーは「温もりそば」……のつもりだったが、先客が頼んでた天ぷらを揚げる心地よい音に掴まれて「天もりそば」をオーダー。「天もりははじめてですかね、いつも温もりですもんね」とおかみさん。嬉しい、なんて思いつつ、揚げ蕎麦つまみながら待つ事数分。
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以前は外一だったけど今は十割のはず。細打ちの蕎麦は枯れ草を思わせる豊かな香りと甘い味わい、そして噛みしめるほどにさらに香りが広がる。対するつゆは甘さを控えた江戸風辛口、キリッと引き締まったつゆの味がさらに蕎麦の甘さを引き立てる。薬味の本わさびと、短めに刻まれた白ネギ、この白ネギがこの店独特で、蕎麦にも合うし蕎麦湯にも合うのだ。天ぷらはエビ、ナス、カボチャ、シメジ、春菊。衣のサクッと感、野菜の甘さもいいが、エビの絶妙なレア加減が職人の腕を感じさせる。天つゆもちょい甘でダシが利いていて、天ぷらの美味さをさらに高めてくれる。完食後は濃厚な蕎麦湯、蕎麦つゆの奥深い美味さを薬味と共に存分に味わう。天つゆも蕎麦湯でいただいちゃうよ。
新蕎麦の名残を残した膳、美味かったなぁ。ホント、忘れずに毎年来たい店ですよ。ご馳走様でした。

そば処 一耕@太宰府 ~対馬の魅力~ 

釜あげそば 950円 ☆4.0
太宰府市観世音寺1-7-6 11:00~15:00(土日のみ予約にて夜営業) 月曜定休(祝日は翌日振替)
Facebookあり

今日はちょっと仕事してからの麺ドラ、なので遠出は諦めて、まずは「一耕」へ。実はこの店がずっと使っていた丸岡在来種が、去年夏の台風や長雨の被害で今年の種子を確保するギリギリしか収穫出来なかったそうで(確か例年の2割とか)。そこで一昨年産の丸岡在来種の新蕎麦を冷凍保存していた分と、試行錯誤して決めた去年産の対馬在来種を使う事にしたとか。そんなわけで俺の狙いは対馬在来種。釜あげそばをオーダーすると店主さんが厨房から出てきて、丸岡と対馬がありますとの事(丸岡は種子分よりちょっと多く採れたものを分けてもらったそうで)。もちろん対馬でお願いします。
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まずは蕎麦だけ味わうと、漂ってくる土の香り、そして……甘さだけではない蕎麦独特の風味。香ばしさともまた違う、静かだけど力強い味わい。蕎麦のこの風味は感じたことはあったけど、ここまで強く感じたのははじめて。これが対馬在来種の特徴なのかな。一方、歯応えはもっちり食感、麺線は気持ち細めでやや太さに乱れがある。打ちづらいんだろうな。つゆはいつも通りの甘辛強めの力強い味わいなのだが、この蕎麦と合わさると、不思議と節系のダシの風味が立って感じられる。蕎麦によってつゆが見せる表情が変わる、ってのははじめての体験、蕎麦って奥深いなぁ(俺の思い違いかもしれんけど)。半分食べたあたりで卵の黄身を割り、濃厚な味わいの黄身を蕎麦に絡めて食べる。黄身が無くなった頃に、レモンをつゆに搾り入れる……あ、コレはこの蕎麦にはあまり合わんかも。蕎麦完食後は蕎麦湯でつゆを最後まで楽しむ。
蕎麦湯の前くらいに、店主さんのご厚意で丸岡在来種の新蕎麦の釜あげを少々いただいたのだが、確かに麺線はこちらの方がキレイだが風味はかなり弱め。これは対馬在来種、オススメですよ。俺ももう1回くらい食べに来たいなぁ。